いちまいの絵ー原田マハ

この本との出会い

GINZA SIXの6階にある蔦屋書店は、公式サイトに『本を結節点としてアートと日本文化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案します。』とある通り、アート関連の本のための売り場がとても広く、近くまで行くと、ついつい立ち寄りたくなってしまう。

原田マハさんの本をすでに数冊読んでいた私は、それに影響されて、モネなどの画集があるコーナーをぷらぷらと周っていた。

わかりやすく絵画について説明した本なんかを手に取って、十分に用意されたソファー椅子のひとつに腰掛けて読んだりなんかしていた時に、窓際の一角に、原田マハさんの著書コーナーがあるのを見つけた。

たくさん出ている本の中で、アートをテーマにされた本がまとめられている。原田マハさんの作品は、アート小説が特に好きで、これまでも色々と買ってきていたが、そこではじめて見かけたのが、この「いちまいの絵」である。

集英社新書の一冊だった。確かに、まだあまり新書コーナーをチェックすることはなくて、見逃していた…。集英社から出ている原田マハさんの本はこれまでチェックしたことがなく、「ジヴェルニーの食卓」や「リーチ先生」もその時はじめて書店で発見し、思わず一緒に購入してしまった。でも気持ちはほくほく。好きな作家さんの好きなテーマの本を買えた時にワクワク。すでに家には積読があるけど、またその上に積み重ねよう。

どんな本?

「いちまいの絵」は開いてみると、はじめは26枚の絵が印刷されている。

それら一枚一枚に、原田マハさんが自身とその絵の出会いやその絵の経歴を比較的短く紹介をつけていく。

原田マハさんのアート小説を読んでいると、たくさん絵画が出てくる。まだまだ勉強不足の私は、まぁまぁ有名であろういろんな絵が出てくるたびに、その都度ネット検索している民なんだが、この本は、冒頭に載っているのでありがたい。それでも、いくつか検索したけど…。

作品に登場しているアートが多く、原田マハさん展を原田マハさんと周っているような、そんな体験ができる。

今年の目標の一つに、「原田マハさんの作品を20作品読んでみる」を定めた。まず家に何冊あるかな…そこまで読んだら、おすすめの3作品を決めてみようと思う。

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